【3】今野洋、決意する。
こんにちは、今野洋です。
(前回から続く。)
2015年の夏にかかってきた、
たった1本の電話が私の人生を変えることになった。
すでに退職を決意していた私は、
このタイミングで紹介を受けるか否か・・・、
正直、迷った。
結果として、
大坪さんとの仕事を最後にブラック企業を
辞めることに決めたのだが、
これが人生を分ける、大きな選択だった。
大坪さんと初めて会ったのは、
青山通り沿いにある、
当時「丸八真綿」の看板が大きく出ている、
ビルのエントランス。
待ち合わせ目印は、
大坪さん本人だった。
「190cmの大男でサスペンダーしてるのが
私だから、すぐわかると思うよ。」
本当にすぐわかった(笑)
オフィスを一緒に見ながら、
私の仕事のことを色々と聞かれた。
・何でこの仕事しているのか?
・勤務体系はどうなってるのか?
・結婚しているのか?
・年収はいくらか?
当時は質問の意図がわからなかったが、
思い返してみると、
なるほど、そういうことか。
大坪さんの口から発せられたことで、
今でも明確に覚えている一言がある。
「保険営業マンになれば、
年収は一瞬で今の倍になるよ。」
なんですと!?
なんて、甘い言葉で
新宿の焼き肉屋で口説かれながら、
決意した。
「よし、保険営業マンになろう!」
と。
続きは、次回。
それでは!